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山の日レポート
通信員レポート
岐阜県
2022.07.28
岐阜県は国土のほぼ中央に位置し、全国でも数少ない内陸県のひとつです。
北部の飛騨地域には穂高岳、槍ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳や白山など３千メートル級の山々がそびえ、我が国を代表する山岳景観が広がっているほか、山麓には滝や湿原などの素晴らしい景勝地が点在しています。
白山白川郷ホワイトロード
対して、南部の美濃地域には濃尾平野が広がり、木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川に囲まれた海抜ゼロメートル地帯には美しい水田風景が見られ、この飛騨地域の「山」、美濃地域の「水」という特徴から、本県は「飛山濃水」の地と呼ばれています。
本県の面積は１万621.29㎢で全国７位、そして、その８割を森林が占めています。
高低差が大きいことから、飛騨地域にはブナやミズナラなどの落葉広葉樹、美濃地域にはツブラジイやアラカシなどの常緑広葉樹といったように、それぞれの標高に適した樹種が生育しています。
また、木質バイオマスエネルギーにも利用可能な人工林ヒノキの蓄積量は55,792 千㎥と全国２位、東濃桧のブランドで名高いヒノキの素材生産量は146千㎥で全国７位となっているなど、代々の県民によって豊かな森林が守り、受け継がれてきました。
そして、この豊かな森林に覆われた山々は、清らかな水を蓄え、太平洋や日本海に注ぐ多くの川の源となり、人々の暮らしに必要不可欠な水源として、県民はもちろん、名古屋市など下流の多くの方々に活用されています。また、これらの水は田畑を潤し、県の魚であるアユをはじめ様々な生き物を育み、人々に豊かな恵みを与えています。
このように自然豊かな岐阜県ですが、県庁所在地である岐阜市へは、新幹線で東京から約２時間、大阪からは約１時間、名古屋からは在来線で20分と、日本の三大都市に近く、大変便利な位置にあります。
是非、緑豊かで、水清らかな『清流の国ぎふ』へお越しください。
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