
山の日レポート
国際山岳年+20シンポジウム
オンライン開催 「国際山の日」2025シンポジウム
2025.10.31
日時:令和7年12 月6 日(土)10:00〜17:00
場所:Zoom ウェビナー オンライン配信のみ 参加費無償
参加者数:約200名
使用言語:日本語、英語(字幕付与予定)
主催:公益財団法人全国山の日協議会


1.国際的視点からの知見共有
山と水のテーマから、氷河の変化や水の利用のあり方が、地域の暮らしや社会にどんな影響を与えるのか、国内外の研究や実践の視点を共有します。
2.政策・実践への応用
山と水の関係性を環境保全、地域づくり、防災の観点から議論し、政策立案や地域実践に資する示唆を得られる場とします。 
3.次世代への継承
「山と水」の価値を次代へ伝え、具体的な学びや行動を促します。
■第一部
講演 国際的な山の文脈 
・渡辺悌二(北海道大学名誉教授)
	「国際山の日」とは 
・鹿野勝彦(金沢大学名誉教授)
	「国際山の日」2025に至るまで
■第二部
基調講演
・松田治(広島大学名誉教授特定非営利活動法人里海づくり研究会議理事長) 
   山から森、里、海のつながり 
・Daniel Hunkeler(ヌーシャテル大学教授総合地球環境学研究所フェローシップ外国人研究員) 
   気候変動下における資源・ハザード・美の要素としての山の水
講演 山と水 流域からひもとく
 ファシリテーター津田吉晃(筑波大学山岳科学センター准教授) 
・奈良間千之(新潟大学教授)
	飛騨山脈の氷河の特徴
・浅野友子(東京大学講師)
	山と川の100年をたどる流域の水・土砂観測 
・Lopez Caceres Maximo Larry(山形大学教授) 
	キクイムシと極端な気象現象による蔵王山のアオモリトドマツ林の衰退
・望月将悟(南アルプス知ってもらい大使・静岡市消防局)
	「故郷の自然に力をもらって」限界への挑戦 日本アルプス大縦断 
■第三部
パネルディスカッション
モデレーター古川不可知(九州大学准教授)
・テーマ「山と水の未来―科学・暮らし・防災」
・国内外の研究者・実践者による討論
国連は、2002年山岳地域の重要性についての理解を深め、国際協力を促進することを目的とした「国際山岳年」を定めた。
その理念を継続し、山岳の重要性を毎年認識するために、200 3年、毎年 12月 11日を「国際山の日」とすることを採択した。
「国際山の日」は、生物多様性、気候変動、農業、観光、女性、若者、先住民など、毎年異なるテーマが設定され山岳が有する問題にフォーカスしてきた。
世界各地でこの日に合わせて、啓発活動、登山イベント、地域社会の取り組みが展開されている。
本シンポジウムは「国際山の日」に賛同し日本からの連携を促進します。

本シンポジウムでは、氷河や水の源である山と、そこから広がる流域社会とのつながりを多角的に捉え直し、理解を深めます。
 2025年は、国民の祝日「山の日」制定10周年 、そして国連公式パートナーシップ Mountain Partnership に加盟した節目の年であります。このタイミングにおいて、「山と水」の持続可能な関係性を国内外の知見と経験から再評価し、次世代の学びや行動へつなげていく対話の機会を創出し国際社会へ発信する役割を担います。

オンライン(ZOOM)での開催になります。
下記フォームまたはチラシ右下のQRコードよりお申込みください。
締切:12月3日(水)
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