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アンバサダー

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応援メッセージ

山形の山々が教えてくれた心

2022.08.09

山の日アンバサダー
モデル/フィールドナビゲーター
仲川希良

山の日2022応援メッセージ

山の日アンバサダーとしてお力添えを頂いている仲川希良さんからの応援メッセージをご紹介します!

***
鳥海山、出羽三山、飯豊連峰、蔵王連峰……山形県の山にはご縁があって何度も足を運んでいますが、こうして並べて思い返すと、どれも全く違った印象が鮮やかに蘇ります。
真夏の鳥海山が見せてくれた日本海までの雄大なつながり、真冬の蔵王で頬を切り裂く吹雪の切れ間に辿り着いた刈田岳の気高さ。
私の住む東京からは少し時間がかかる分、登山の前後はふもとの街で、観光をたっぷり楽しみました。

鳥海山の雪渓

山から海の雄大な繋がりを体感

下山後は鳥海山の伏流水が育む岩牡蠣を堪能、こちらは遊佐町のもの

蔵王の刈田岳、厳しさと優しさ

なぎ倒されそうな突風を全身で受け止めながら

山形の山を訪れるたびに感じるのは、その山を歩く人々の、そのふもとに住む人々の、山への強い想いです。
厳しくも美しい山形の山々は、信仰の対象として、修行の場として、恵みをもたらすものとして、人々の想いを受け止め続けているのでしょう。それゆえ山がある豊かな土地として、心に刻まれるのだろうと思います。

出羽三山で山伏修行を体験させていただいたときのこと。
星野文紘先達のお話のなかで「祈りのない山は荒れる」というお言葉が胸に刺さりました。
祈りを心に持って山のなかを歩かせていただくのも、ふもとから見上げて遥拝するというのも、私はこのときがはじめての経験でしたが、近くても遠くても「山を想う」ということがもたらす力について、このときをきっかけに考えさせられるようになりました。

出羽三山のふもと、羽黒・大聖坊での山伏修行

その言葉を度々思い返しながら数年が経った今、祈ること、想うことで、山の歩き方はもちろん、日常の生活のしかたまで変わることを、日々実感しています。
当初は「荒れるのは山」だと解釈していましたが、人が山を想うことで整うのはその人自身、荒れた山が指し示すのは荒れた人間なのだと気付きました。

山の日をきっかけにより多くの人が山を想い、
それに支えられて生きていることを感じていただけたらと思います。

仲川希良

大自然に心身を修める

仲川希良さんがMCを務めるトークショーのご紹介

2022年8月11日に石井スポーツ甲府店で開かれるミュージシャン藤巻亮太さんとクライマー中島健郎さんのトークショーで、仲川希良さんがMCを務めます。
詳しくは下記のURL(仲川希良さんがMCを務める石井スポーツのトークショー)をご参照ください。

先日息子と高尾山の沢で水遊びしました!

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