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アンバサダー

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応援メッセージ

愛しき地、その名は山形

2022.07.21

山の日アンバサダー
作詩家
吉井省一

山形と聞くと、私はちょっと甘酸っぱくてセンチメンタルな気持ちになります。というのも、実は小学6年から中学3年までの最も多感な思春期を山形市で過ごしたからです。住んでいたのは、霞城公園のすぐ近く、転勤族だった父の社宅でした。
小学校は七小、中学校は二中。学校帰りに小学校近くの駄菓子屋に通い詰めたり、運動会でざるにティッシュの花をつけた花笠で踊ったり、バスケ部の女子に実らぬ初恋をしたり……。思い出がぎっしり詰まった3年半でした。
転校当初は山形弁に馴れず、「ごしゃかれっぱな!(そんなことをしたら叱られますよ)」とか「たがっててけろず!(これを持っててくださると助かります)」など、異国に来たかのようなカルチャーショックを受けたものです。

運動会の花笠踊り

そんなちいさな異邦人吉井少年をやさしく見守ってくれたのが、山形の山々でした。山形盆地に面した蔵王はもちろん、修学旅行や家族旅行で訪れた月山、羽黒山、湯殿山の出羽三山、かぶとむし獲りに夢中で分け入った近くの低山…。
すべてが今の私をつくってくれました。今でも当時の友だちが民泊施設を運営していたり、みんな明るく頑張っていてとても励まされます。また、コピーライターの十年先輩が同じ二中出身で理科と音楽を同じ教師から学んでいたことを知ってびっくりしたこともあります。

蔵王の御釜でピースサイン

山形の山々

今年はそんな思い出の地山形で全国大会が開催されます。私が作詩した「山はふるさと」。音楽の授業でお世話になった伊豆田先生、「いい歌ね」とほめてくださるでしょうか。

山の日2022

作詩家の吉井省一さんからメッセージをいただきました。
全国大会では毎年地元の子供たちが、吉井さんの作ってくださいました「山はふるさと」を合唱します。

作詩家 吉井省一

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