山の日コラム
通信員コラム
ロータリー除雪車の驚くべき威力
2022.04.10
ボタ山のような黒い山はスーパーマーケットの駐車場の雪がロータリー除雪車により積み上げられたものである。
高さは約10m、新潟県魚沼市の今冬の最大積雪量は小出地区のアメダス値で2月23日の260㎝。
歴史に残る昭和38年の「三八豪雪」の最大積雪量299㎝に匹敵する大雪でした。
しかし道路の整備、除雪機械の進歩によりマイカーによる通勤・買い物等に大きな混乱はありませんでした。
除雪機械のうちめざましく進歩したのが「ロータリー除雪車」です。
以前の除雪は「ブルドーザー」で雪を両側に押し付けるだけでした。
ロータリー除雪車は高く遠くに雪を吹き飛ばし道路や駐車場の広さを確保してくれます。
近年開店する郊外型大型店舗は最初の設計段階で、駐車場の脇に雪捨て場を確保してあり冬期間も駐車場スペースが狭くなりません。
2022.4.10 魚沼市のスーパーマーケット駐車場の雪捨て場を紹介した。
あの雪山は消えるのにどれ位時間がかかるか関心があるところである。
50日後の写真を撮って来た、雪捨て場の中央に高さ約2m残っていた。
6月上旬には消滅すると思われる。
自然の力には驚くばかりである。
4月10日には約10メートルあった雪山が2か月で完全に消失した。
太陽の恵みには驚くばかりである。
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