山の日コラム
通信員コラム
鳥たちの楽園
2021.06.11
菜園のそばの雑木林からキツツキのドラミングや鶯の美しい歌が聞こえてきます。「ケ~ンケ~ン、ばたばた」雉も暮らしています。スモモの木には鳥が巣をかけています。菜園の野菜や雑草の苗や実や種、虫などが大好物のようです。菜園を含め約1.5ヘクタールのまとまった草原もあることから、トンビも獲物を狙ってやってきます。先日の事、黄色が美しいキビタキの姿を見かけ、感動した事です。
そろそろ初物が採れる頃です。あれ程ほど元気だったエンドウが、1本2本と・・、最近枯れるんですね。垂直仕立てで縛り過ぎかな?なぜだろうと近づいてみると、根元にくぼみができており6個の卵がありました。そのあと、そこで雉の母親が抱卵している姿を目撃しました。産卵のエネルギーを蓄えるためにエンドウの葉をついばんでいたのでしょうね。無事に育ちますように。
私は3つの事を決めました。
①エンドウはあきらめる
②周辺の雑草も取り除かない
③できるだけ周辺に近づかない。
わが菜園は、時に鳥たちの楽園?にもなります。
2021年5月29日 ひろしま山の日 畝崎辰登
離れたところから、目いっぱいのズームで雉が抱卵しているのを確認しました。枯れたエンドウの葉や草が保護色の役割を果たしています。雨の日もじ~として動かず卵を温めています。
卵はその後増え、あわせて10個になりました。そろそろ孵化する頃です。
菜園には、別な雉の夫婦もやってきました。まさに楽園です。
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