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山の日レポート

山の日レポート

【動画】国際国際山岳年+20シンポジウム

【動画】12月10日(土)基調講演Ⅰ、セッション1

2022.12.19

全国山の日協議会

基調講演Ⅰ  アシベック・アイダラリエフ様(キルギス国際大学学長)         Global Sustainable Mountain Development: Contribution of Kyrgyzstan in Solving of Problems in Mountainous Countries                              (グローバルな持続可能な山岳開発:山岳国家における問題解決に向けたキルギスの貢献)      30分

PDF:講演Ⅰの要旨(英語)


PDF:講演Ⅰの要旨(和訳)


アシベック・アイダラリエフ様 冒頭挨拶(和訳)

皆さん,おはようございます。

会議の主催者の皆様にご挨拶申し上げますとともに,皆様の前にお招きいただき,お話する機会をいただいたことに感謝いたします。また,12月11日の国際山の日の開催を心よりお祝い申し上げます。

講演を始める前に,私は数年間,ソ連科学アカデミー極東支部北方生物問題研究所の所長として,ロシア極東で勤務していたことをお話ししたいと思います。当時,ゴルバチョフ大統領によって開始された「ペレストロイカ」のプロセスは,アラスカ大学をはじめとするいくつかのアメリカの科学機関とのコンタクトの機会を与えてくれました。私の研究所は,アメリカ科学振興協会と共同で,「ベーリング海峡にある陸の橋,すなわちベーリング陸橋の現在と未来」と題する会議を開催しました。私は,アラスカ大学や北海道大学から専門家を招き,マガダン教育学研究所からマガダン大学への改組に参加し,欧米の基準に沿ったキルギス国際大学の創設を思いつきました。1993年,私はキルギスの首都ビシュケクに戻り,サンフランシスコ州立大学と共同設立したキルギス国際大学を組織しました。

そこで,私はアメリカ科学振興協会の仲間に,ロシア極東で行われたような会議を開いてはどうかと提案し,1996年に「高山研究:21世紀における変化と展望」と名付けた会議を開催することにしたのです。会議の決議には,国際山岳年開催の必要性についての一項が含まれていました。このアイデアを支持したのは,我が共和国のアスカール・アカエフ大統領でした。彼は国連事務総長宛に手紙を書きました。この手紙を携えて,私はニューヨークへ行き,キルギス国連代表部とともに国連総会の決議を作成しました。そして1998年,国連総会は決議53/24により,2002年を「国際山岳年」と宣言したのです。
(訳:水嶋 一雄)

セッション1 山小屋と登山道の取り組みと安全への歩み                      コーディネーター 武川俊二 様 (公益社団法人日本山岳ガイド協会理事長)   3分

セッション1 山小屋と登山道の取り組みと安全への歩み                               黒部の登山道整備の難しさ                                  佐々木泉 様(阿曽原温泉小屋 オーナー)   28分

PDF:セッション1 佐々木泉様


セッション1 山小屋と登山道の取り組みと安全への歩み                               コロナ禍における朝日小屋の実情と問題点                                  清水ゆかり 様(朝日小屋管理人)   33分

PDF:セッション1 清水ゆかり様


セッション1 山小屋と登山道の取り組みと安全への歩み                              中部山岳国立公園(北アルプス)内における利用環境の維持に関する課題及び山小屋の役割と現状について                                         山田 直 様(北アルプス山小屋友交会会長)   21分

PDF:セッション1 山田直様


セッション1 山小屋と登山道の取り組みと安全への歩み パネルディスカッション                         コーディネーター 武川俊二 様                                     パネラー 佐々木泉 様、清水ゆかり 様、山田 直 様   23分      

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