山の日からのお知らせ
INFO
書「山はふるさと」について
2022.04.12
このたび山の日アンバサダーの書家 今井香子さんから作品をお贈りいただきました。
この作品は2月にスペイン大使館での書展に出品された作品で、国民の祝日「山の日」が施行された2016年の「山の日の歌」の公募の際に、最優秀賞となった吉井省一さん(同じく山の日アンバサダー)の作詩「山はふるさと」を、今井さんが書に表したものです。
昨日より事務所に展示をしています。
なぜこの書を書かれたのか、今井さんに伺いました。
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山の日の歌「山はふるさと」
この度、全国山の日協議会の事務所に私の作品を展示していただきましたこと、大変嬉しく、光栄に思っております。心より御礼申し上げます。
私は、書家として、書道を通して、自然のことや世の中の事、自分の気持ちなどを作品にして発表したり、字が上手くなりたい、自分の作品を創ってみたいなどという人に書道を教えたりしています。
作品制作に関しては、日頃、自分の言葉で表現すること多いのですが、それは作品に気持ちが込めやすく、自由な表現が楽しめるという理由があります。
この度の「山はふるさと」は、山の日アンバサダーで作詩家の吉井省一さんの素敵な歌詞がありますので、その歌詞を何度も何度も読んで、歌を聴いて、自分でも歌って、この曲の自分なりの雰囲気を見つけました。
実は、「山はふるさと」を作品として発表するのは、今回で3回目(4作品目)になります。その時々で、表現は違うのですが、今回は、素直に、素朴に、作為なく、自然なタッチで書こう!と、ポンポンと文字を置いていきました。父や母を思わせるような、どっしりとして、なだらかで、優しくて、堂々とした山、そんなイメージで書きました。
上手く表現できているか?分かりませんが、作品を見た皆様に心地良さを感じていただければ幸いです。
山の日アンバサダー
今井香子
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今井さん、ありがとうございます。
これからも書の世界から「山と自然に親しむ機会」を表現していただけることを願っています。
お近くにお越しの際はぜひ事務所にお立ち寄りいただき、今井香子さんの書「山はふるさと」や、日本山岳画協会会員の杉山修さんのオリジナル版画「マッターホルン盛夏」(こちらは日本山岳救助機構様からいただきました。)、そして一般社団法人山と水と緑の会様からいただいた書「山の日」を御覧ください。
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