山の日からのお知らせ
INFO
賛助会員様によるウクライナへの人道支援活動のご紹介
2022.03.04
すでにご存知の通り、ウクライナでは他国からの侵攻により児童を含む一般市民にたくさんの死傷者が発生しており、それに対する民間組織による様々な支援活動が世界中で広がっています。
私たち「山の日」を支えてくださっている団体賛助会員さんのなかにもウクライナに対する人道支援活動をスタートさせた方々がいらっしゃいます。
彼らの活動を紹介させてください。
(3/3時点で当会で把握できた方々のみのご紹介となりますことをご容赦ください。)
KEENさんはアウトドアスポーツで利便性の高いシューズやサンダルを製造している企業です。
KEENさんでは、クラウドファンディング・プラットフォームの運営を通して世界中の様々な人道的プログラムをサポートしているNPO 団体「Global Giving」(米、ワシントンD.C.)を通じて€50,000の寄付と、ポーランドとチェコの現地KEEN代理店と協力し、避難して来た方へのシューズ提供と必需品の配布を実施されます。
こうした寄付行為と必需品配布のほか、KEENさんではこの活動への多くの皆様への参画の呼びかけ、そして人道支援を行ういくつかの団体の紹介をされていています。 ぜひリンクをご覧ください。
東京山岳ガイド協会さん(TMGA)は山や自然を安全に楽しんでいただくための山岳ガイドの組織です。 昨年アンナプルナⅢ峰南東稜初登攀したウクライナ・キエフに住む登山家たちは、家族を避難させ自分達はキエフにとどまっているそうです。ロシアのネット山岳誌Mountain.ruも勇気ある声明を発し、これに多数のロシア人山岳スポーツ愛好者たちが続々と署名をしています。ガイド仲間の多くがウクライナ人ガイドのアテンドによってロシアのエルブルース登山ツアーに従事するなど、山岳ガイドにとってウクライナは人的にも地理的にも縁の深い国です。山岳スポーツの振興は世界の平和と安定なしにはありません。 こうしたことから、東京山岳ガイド協会さんでは会員1名あたり1000円に相当する金額の寄付、そしてこのアクションに賛同された旅館永楽荘 (群馬県水上温泉)、八木澤美好(ココヘリ)、金井秀雄(KEEN)、近藤謙司(国際山岳ガイド、山の日アンバサダー)、貫田宗男(山岳コンサルタント、山の日アンバサダー)、今井通子(医師)、かほ(登山YouTuber、山の日アンバサダー)(順不同 敬称略)の皆さんからもご寄付をお預かりし、これらを合わせて国連難民高等弁務官事務所宛てに寄付を実行されました。
東京山岳ガイド協会さんの支援のアナウンスは、こちらから
RELATED
関連記事など