山の日からのお知らせ
INFO
鳥取県の大山入山協力金実証実験
2021.06.07
2018年の第3回「山の日」記念全国大会の開催地、鳥取県の取組をご紹介します。
大山隠岐国立公園内にあり中国地方最高峰である大山には、年間約6万人が登山に訪れており、その山岳環境を維持するため、山中の避難小屋やトイレ、登山道・木道の維持管理・補修、携帯トイレの運用、植生保護・外来植物除去等の取組を、地元の団体やボランティアの協力を得ながら、主に公費によって行われています。
しかしながら、公費に大きく依存する形では、これらの取組の継続的な実施や追加的な取組を新たに行うことが難しくなってきています。
こうした背景の下、鳥取県では、持続可能な大山の山岳環境の保全と利用を目指して、受益者負担制度の本格導入に向けた具体的な方法により大山登山を行う方から任意の大山入山協力金を募る実証事業を実施することとなりました。
この実証事業の結果等を踏まえ、制度導入に向けて検討が行われます。
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