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応援メッセージ
『子供たちへのメッセージ2017』
2017.08.11
私は子どものころから山登りが大好きでした。それは山からの広い景色を見たかったからです。そして、山から山を眺め、次はこの山へ登ろう、その次はあの山へ登ろうと目標を立て、いろいろな山へ行きました。
子どもの時はすんなり登れた山なんてひとつもありませんでした。目指す山頂が遠すぎて「もうだめだ。帰りたい」と思ったことも何度もあるし、雨に濡れて「どうしてこんなことをしているのだろう」とみじめに思ったこともあります。でも、そんなときでもあきらめず目標を持ち続ければ、その地味な一歩一歩の積み重ねで、いつかは必ず山頂に立てることを知りました。そうして登った山での経験は、自分のなかで自信となり、今でも私を支えてくれています。
身近にいる大人たちと、山へ、自然の中へ出かけてみてください。そこで覚えたこと、感動したこと、見た景色、つらかった経験さえも、きっとこの先、役に立つことでしょう。
山はみんなが来るのを待っています。
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